シンプルとシックに惹かれた男の日記

30代男がシンプルでいいもの、いい考え方を生活に役立て、生活を変えていくブログです

Stand Out Fit In から読み解く ONE OK ROCK はロックをしているか?

ブログを書こうと思ったきっかけは

題名にもなっているこの曲。

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“Stand Out Fit In”

 

ONE OK ROCK の2019/2月にリリースされたアルバム

EYE OF THE STORMに含まれています。

 

正直、ほとんど聴いたことなく、海外に挑戦している日本のバンド程度の知識しかありませんでした。

 

ではなぜ、興味をそそられたかを背景と歌詞からご紹介したいと思います。

 

〜アルバム〜

アルバムEye of the stormのシングル曲です。

アマゾン等のレビューでは、文字通り賛否両論と言える内容のレビューが多々見受けられました。

大きく二つに分けると

•新しい挑戦!!

•静かになった、ロックじゃない!

かなと思います。

 

確かに、もっとこうギターのリフがなっていて

、ドラムが激しく人を元気付ける曲のイメージが強かったです。

初めて聴いた時は、イメージと違い私も戸惑いました。

 

アルバム全曲を実際私が聞いて思うのはポジティブなメッセージと

ゴスペルサウンドを使用した伸びやかな世界観。

"Head High"(頭を高くあげろ→頭さえあげて前を向いていれば!)

"Wasted Nights"(夜を無駄にしている時間なんてない、朝がきたら明日を願う)

等、とても前向きな歌詞と広がりのある楽曲が彼らのアメリカに対する姿勢を感じます。

 

この広がりある感じが大人しくなったと捕らえられたと感じたのかもしれない、

と感じています。

馴染みの少ない話ですがアメリカでは今,ロックはベテランを覗くと

シーンはあまり元気がありません。

R&B、シンガーがビルボードを埋め尽くしているのが現状で、

ロックバンドは様々なアプローチで挑戦をしているように思えます。

当然本人たちもシーンを知っているでしょうから、

レーベル("Fueled By Ramen"!!)も本人たちもこれまでとは違うアプローチを

行ったのは納得できる話だと思います。

 

〜Stand Out Fit In〜

まずはPV

このPVは後ほど書きますが素晴らしいと思います。

また訳もとてもわかりやすく訳されていますが、ニュアンスが

伝わりづらいかなとも思いましたので、記載していきます。

youtu.be

ソングライター: Derek A. E. Fuhrmann / Jamil Abbas Kazmi / Liam Michael O'Donnell / Takahiro Moriuchi
Stand Out Fit In 歌詞 © Kobalt Music Publishing Ltd.
 
(ほぼ主観です、これが正解と言うつもりは全くありません。)
 

I know they don't like me that much

Guess that I don't dress how they want

I just wanna be myself

I can't be someone else

訳:俺のこと嫌いなんてことは知ってるよ

       装いが気に入らないんだろうな

       ただ自分でいたいだけなんだ

  ほかの誰かになんかになれない

 

・2文目は韻を踏んでることもありますが、

 どちらかといえば”どうせ〜”と言う気持ちを込めているように思います。

  

 ②

Try to color inside their lines

Try to live a life by design

I just wanna be myself 

I can't be someone else

訳:  あいつらの思ってる自分になろうとして

    あいつらが意図したように生活しようとしてる

(けど)ただ自分でいたいだけなんだ

    ほかの誰かになんかになれない

  

・ここまで取り上げて、PVの文章に比べて

 もう少しきつい雰囲気を持っていると受け取りました。

 PVの印象が強いですが、何となく

 有名人やアーティストが抱える悩みに聞こえます。

 

They yell they preach

I've heard it all before

Be this be that 

I've heard it before

訳:怒鳴ったり、説教したり

  もう全部聞いたよ

  こうなれ、そうなれ

  もういい加減うんざりだよ

 

・ここは公式の訳の方が好きですかね、、

 ここだけ取ると、会社にいる自分にも当てはまったり...

 

Big boys don't cry

Shoot low aim high 

Eat up stay thin

Stand out fit in

 

Good girls don't fight

Be you dress right

White face tan skin

Stand out fit in

訳: 男は泣かないだろ

   現実を見て、高みを狙え

   しっかり食って、細身でいろ

   (そうではなくて)目立ちながら馴染め

  

   女は争わず

   自分らしく、しっかり着飾って

        白い顔、日焼けした肌

      (そうではなくて)目立ちながら馴染め

   

・この曲の重要な部分。

 点で区切ってみましたが、前後で意味がほぼ真逆ですよね。

 真逆→正しいことを言っているようで無茶な事

 前述した”こうなれ、そうなれ”の内容かなと感じました。

 

 (そうではなくて)目立ちながら馴染め→自分らしくいろ、みんなに突きつけろ!

 

 と言う強いメッセージを私は受け取りました。

 それを直接言わないところに、外国の音楽っぽさを感じました。

 

〜で、結局ロックなのか〜

ロックっぽい定義って、人の数程あります。

ギターのリフが多い、ドラムの打ち込み、ブリブリのベース、

激しいetc....

確かに今までのロックバンドからこういうイメージが生まれるのは無理ないです。

何十年も前にBob Dylanが石ころが転がり続けることを歌った頃から

始まっていますもんね。

 

私は音楽が好きで有名な曲も有名じゃない曲もたくさん聞いてきましたけど、

ロックに共通するのはやっぱり反骨精神です。(詳しいとは言いませんが...)

 

クソ、負けるか!

どう思われても私はこうだ!

苦難が何だ!?

 

"Stand Out Fit In"には訳①から④にもあるように充分含まれています。

          私はロックだと思います。

 

これをきっかけに何作か、ONE OK ROCKの音楽を聴きましたが、

共通したその精神はこのアルバムにも受け継がれているように思います。

今、新しい考えを取り込んで世間に戦いを挑んでるように見え、

ライブに行ってみたいな、と思えました。

 

何より、海外に挑戦しているONE OK ROCKを応援したいです。

この曲に興味を持つ人が沢山増えてくれたらと願っています。

 

※PVは中国人のミュージックビデオディレクターのPeter Huang という方

有名な方で、AviciiのPVでも悩んでいる方を表現していました。

今回のPVも実体験?と思われる箇所が多々ありました。

海外で生活したことある人なら、共感するかもしれませんね。